25年後の私に会える!?大阪ヘルスケアパビリオンで『リボーン体験』

#04

2025.08.01

皆さん、こんにちは!サイフューズ研究者の“万博特派員”Cです!先日、未来の技術と知恵が集う『大阪・関西万博』に5歳の息子とともに潜入してきましたので、その模様をEXPOレポートとしてお届けします。

会場は想像以上に広大でたくさんの観客で賑わっており、一歩足を踏み入れるだけでお祭りのようなワクワク感が止まりません!特に、再生医療をはじめとする先端医療など、今回の万博のテーマでもある「いのち輝く未来社会」を象徴する人気のパビリオン「大阪ヘルスケアパビリオン」には長蛇の列ができており、改めて注目度の高さを実感しました。

ヘルスケアパビリオンでは25年後の息子に会えると聞き、待ちきれず早めに到着してしまったため、まずはパビリオン近くで頂けるスピルリナソーダで一息。
暑さ対策にもなり身体に良いドリンクで、「リボーン体験」の準備は完璧です!

さっそく入場です。

近未来的なスキャナーで現在の自分をスキャンすると、専用のリストバンドが発行されます。そのリストバンドを装着し、未来のバスに乗っていざ25年後の未来都市へ出発! バスを降りた先には大きなパネルがいくつも並び、そこで未来の自分と対面できるという胸が高鳴る仕掛けが待っていました。

冒頭から不思議な体験の連続に、早くも親子で大興奮です!特に、5歳の息子と30歳の息子がパネル越しに対面している様子は、親としてなんとも言えない感動がありました。息子の「大人のぼくは外国の人みたいだったね!」という感想を聞き、子供ならではの発想に感心してしまいました。
そして、未来都市のエリアへ。ここでは未来の生活空間としての街が描かれ、個々人に合わせたオーダーメイドのライフスタイルが楽しめる世界が広がっていました。
未来の移動手段、未来のアイケア、未来のヘアケア、宇宙シャワーなどなど、、、現在の企業が開発中の様々な次世代ヘルスケア技術を、リストバンドをスキャンすることで、ブースや試供品で体験できるシステムになっていました。私が頂いた、身体に優しい進化系のマウスウォッシュは、ほとんど水のような味で刺激が少なく、誰でも安心して使えそうです。
また、現在の身体データを元に、なりたい自分と比較して不足しているものを補う製品がもらえる自動販売機もあり、未来のヘルスケアがこんなにも身近になっていることに感動を覚えました。 まさに「HEALTH DESIGN」のテーマ通り、想像以上に希望に満ちた「身近な医療」がそこにはありました。

いよいよ、パビリオンの終盤「ミライの都市」ゾーンに到着しました。「街のネオホスピタル」には、未来の診察室が!

ここでは、未来の医療とバイオテクノロジーの革新を体験することができ、サイフューズが目指す世界がより鮮明に描かれていました。今、私たちのバイオ3Dプリンターや3D細胞製品が当たり前に治療に使われ、一人ひとりに合ったオーダーメイド医療が受けられる未来。そこでは現在の難病は克服され、さらなる未来へ向かって個々が自分自身をアップデートしていく新たな「医療」のかたちが…。そんな未来がすぐそこに迫っていることを目の当たりにし、私たちの技術が未来の医療に与える役割の大きさを改めて実感することができました。

普段から再生医療に携わっている私たちですが、技術が応用され活用されている未来の姿には驚きを隠せません!バイオ3Dプリンターのさらなる進化に、私たちもこの進化の一翼を担う存在であるという大きな責任とやりがいを感じました。

今回の万博探訪を通して、私たちが目指す『健康な未来の創造』が、一歩ずつ現実になっていることを肌で感じることができました。この万博から得たインスピレーションを胸に、サイフューズもさらなる進化に挑んでいきます。
ぜひ、皆さんにもヘルスケアパビリオンで未来を体験していただけると嬉しいです!

【番外編】 最後に訪れたマレーシアパビリオンでいただいたロティはとても美味しかったです! 私が訪れたのはチェコとマレーシアのパビリオンでしたが、様々な国や民族が交じり合う場所に位置している国の料理は美味しいという話を実感しました。 一日でヨーロッパからアジアまで、異なる国の料理を楽しめるのも万博ならではの醍醐味ですね。ロティを華麗に作るお兄さんの姿も印象的でした。